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熟練者のカン・コツを可視化し、製造DXを促進

Woman working on mobile phones assembly line

製造DXでこんな課題はありませんか?
「製造DXを進めていきたいが、何から始めればいいのかわからない」

今生産の現場では、業務プロセスの改善や生産性の向上のための取り組みが加速しています。そのために、作業者間の技能や作業結果のバラつき、生産性・品質のバラつきを解決する方法として、製造DXの一つとして、自動化や作業者支援システムを導入する企業が増えています。

しかし、自動化や作業者支援システムの導入には多くの課題があります。「どう自動化すればよいかわからない」「外観検査AIや不具合予測AIの精度が上がらず狙い通りの成果がでない」「作業者支援のARを導入したが、使いにくく、作業効率が上がらない」「誤った作業をすると警告するシステムを開発したいが、そもそも標準となる作業がわからない」といった悩みを抱えている企業が多くあるのが現実です。

今しなければならないことは何か?
「熟練者の技術を正解データとして活用する」

自動化や作業支援システムの開発・導入を進めるためには、熟練者が、何を「見て」、どういう「判断」をするか、その結果どう「行動、操作」するのかを知ることが重要です。つまり、作業を効率よく、正確に行っている熟練者から、自動化に必要な条件を抽出するのです。

そして「何を認知しているのか」を可視化、数値化できれば、どのようなセンサーを導入すべきか、物体検知の特徴量やセグメンテーションの定義への活用ができます。また「どのように判断しているのか」という判断基準が抽出できれば、自動化の処理条件へ適応できます。さらに「どう操作しているか」を数値化できれば、ロボットの動作定義や、作業者支援システムでどのように指示、警告を出せばよいかが明確になります。

アイトラッキング(視線追跡・視線計測)はなぜ優れているのか?
「見る場所、見る方法、見た結果、見る理由の言語化が可能に」

アイトラッキングを用いた作業分析は、これまで熟練者が無意識で見ていた場所、見る方法を可視化し、さらに視線動画を見ながらインタビューを行うことにより、見る理由や見た結果どう判断したかを言語化することができます。また、モーションキャプチャーや圧力計などを用いることで「操作」の定量化も可能になります。こうした視線計測や動作分析を通して明らかになる言語化できていない領域にこそ、自動化やAIの開発、作業者支援システム開発に活用できる「正解データ」が潜んでいます。

熟練者の技術をデータ化することで、高い精度を持った外観検査AIや不具合予測AI、作業者支援ARの効率的な開発や活用につなげることができ、工場全体の品質や生産性の向上に貢献できるようになるのです。

Explain out dx solution step

トビー・テクノロジーだからできることとは?
「効率的な自動化システムや作業支援システムの開発をお手伝いします」

自動化にあたって問題になるのは「どのような抽出量を入力するか」「どのような基準で判定処理するか」「どのようにロボット動作として出力させるか」が定まらないことです。トビー・テクノロジーでは、作業者の暗黙知の認知・判断・操作のプロセスを視線計測や動作分析、インタビューにより可視化し、開発に必要な定義を抽出。これにより新たに生産効率を向上させる自動化システムを実現できます。

また、AR・逸脱検知など作業者支援システムの開発においては、「AR上に何をどこに投影すれば作業効率が向上するか」「作業者が正しいタイミングで、正しい情報を認知したか」「正しい操作ができているか」などを把握するための標準化のお手伝いも行っています。