トラブル対応にてこんな課題はありませんか?
「トラブル発生時に早急な復旧対応ができず、設備の安定稼働に支障をきたしている」
設備は様々な部品で構成されており、当然使えば使うほど劣化し、故障が発生する率が高くなります。設備が停止すれば、また停止時間が長くなればなるほど大きな損害につながるため、故障を最小限にすることや、トラブル発生時の早急な復旧対応が求められます。トラブルが起こる予兆を見極め、装置が停止する前に適切に対処するには、装置を熟知した熟練の技能が求められています。
しかし、設備トラブルが発生した際に、対応できる作業員が限られていることが多く、その結果、復旧に時間を要し、設備を安定的に稼働することが難しくなっているという悩みがあります。
今しなければならないことは何か?
「今まで聞き出せなかった行動の意図や理由を引き出す」
設備トラブルが発生する原因は多岐に渡ります。そのために、新人の教育には時間がかかります。トラブルの原因を素早く見つけ、迅速な復旧を行うためには、何を確認することが必要なのか、熟練者のコツを明らかにする必要があります。しかし、トラブル対応の教育をしたくとも、非常時作業は教える機会が少ないということがあります。
しかも、熟練者はノウハウが体に染みついていても、それを言語化して伝えるのが苦手ということがあります。熟練者の技能を抽出し、行動と背景にある知識を言語化していくことによって、より具体的な指導、迅速なトラブル対応につなげていくことができます。
アイトラッキングはなぜ優れているのか?
「具体的に必要な行動とそれに裏打ちされていた知識を言語化」
アイトラッキングにより視線のデータを取得することで、熟練者と非熟練者の視線の違いが明確になり、熟練者の点検のコツや正しい見方などを伝えることが容易になります。ここで重要なことは、熟練者の行動には必ずその背景となる「経験・理論といった知識」があるということです。視線動画を見ながら、インタビューを行うことで、「どこを見たのか」「どうやって見たのか」「なぜ見たのか」「そのとき何を考えたのか」、具体的に必要な行動とそれに裏打ちされていた知識まで聞き出せるようになります。
こうした結果をトラブル対応に活かすことで、復旧時間の短縮や、安定稼働にもつながるのです。
トビー・テクノロジーだからできることとは?
「トラブルを想定しての調査分析をメンテナンスの質の向上に活かす」
トビー・テクノロジーでは、調査設計、実施、分析までのサービスをトータルで提供しています。トラブルを想定しての調査分析も行っており、それをもとにメンテナンスの質の向上につなげていくことができます。
設備点検では、トラブルが起こる予兆をいち早く見極め、適切なメンテナンスを行うとともに、万一トラブルが起こっても設備の停止時間をできるだけ最小限に抑えるための日頃の対策や備えが重要になります。分析結果はこうした教育などにも活用することができます。メンテナンスの質を上げ、トラブルの際にも迅速な対応を可能にすることで、安定稼働を実現し、生産性向上に寄与することができます。
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