物流現場の人為的ミスを削減し、労働生産性を向上

  • TOBII
  • 5 分

Warehouse - logistics

物流の現場でこんな課題はありませんか?
「ピッキングで人為的なミスや作業のバラつきがあり、生産性が低下している」

保管されている商品を、出荷指示書を元に、品番と数量を確認したうえで集め、梱包し、トラックに積み込み出荷する物流センター・物流倉庫でのピッキング作業。いかに早く、正確に作業を行うか。ピッキングにはスピードと正確性が求められます。

一方で、人が作業をするため人為的なミスや作業効率のバラつきが発生しがちで、生産性を低下させる大きな原因ともなっています。大規模な物流センターでは1日に何十万点もの商品を出荷しており、従業員は広い倉庫を回り、注文された商品を一度に数種類取りに行きます。ピッキング作業は物流コストに影響を与えるため、いかにピッキングミスをなくし、作業スピードを高めるかは大きな悩みになっています。

今しなければならないことは何か?
「作業時間・ミスなど作業員の技能の違いを明らかにする」

ピッキングにおいては、作業の速い従業員と遅い従業員では1回当たりの所要時間に数分の差が生じることがあります。また、ピッキングにおいてミスが多く、取り換え頻度が多い作業員もいます。これが1日、1週間、1カ月と重なれば、全体の生産性に大きく影響を与え、物流コストの増大にもつながります。

そこで、重要になるのが、作業時間が早い従業員と作業時間の遅い従業員、ミスの少ない従業員とミスの多く従業員の違いを明らかにすることです。両者の違いやその原因を洗い出すことで、ピッキングにかかる時間・ミスを低減させ、物流センター、物流倉庫全体の生産性の向上につなげていくことができるのです。

Eye tracking data - warehouse logistics study

アイトラッキングはなぜ優れているのか?
「技能を可視化し、共通点・相違点を抽出することができる」

アイトラッキングを活用することで、作業者がどこをどのように、どういった順番で見ているのかを明らかにすることができ、熟練者の技能を可視化することができます。加えて、視線動画を確認しながらヒアリングすることで、そのような行動をするに至った経験や知識を言語化することができ、なぜそうしなければいけないのかが明確になります。

ある物流倉庫のピッキングの例では、作業の早い作業者は、カートの画面を見て一度に商品名と個数を覚え、商品をピックアップしていましたが、遅い作業者は、まず画面の商品を見て、実際の商品を確認し、その後また画面で個数を確かめてからピックアップしていることがわかりました。画面を見る回数が多い分、時間がかかっていたのです。

トビー・テクノロジーだからできることとは?
「課題に合わせてワンストップで改善支援」

アイトラッキングの良さは、人の無意識・無自覚であるを明らかにできることにあります。視線や動きを可視化し、その理由まで抽出することを可能にします。アイトラッキングを活用してデータを取得し、視線動画を用いたインタビューを加えてノウハウを分析。熟練者が普段行っている中で、本人も意識していなかった行動の背景にある判断理由などを言語化し、明らかにします。

トビーの高性能アイトラッカー「Tobii Proグラス3」はメガネ型で、軽量なため負担が少なく、簡単・手軽に計測が可能です。広い視野を捉え、視界を邪魔せずにデータ取得が可能です。

トビーではお客様の課題に合わせて調査設計、データ取得、インタビュー、分析などワンストップで課題解決のお手伝いをしています。何から始めたらいいかわからない、データをとってもそのあとの処理分析が難しいというお悩みを解消。今までにも多くの業界、企業様をご支援してます。

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