オペレーション作業を見直し、生産効率を高める

  • TOBII
  • 5 分

Workers are setting up machines in front of equipment in a sterile room.

段取り替えやオペレーションでこんな悩みはありませんか?
「作業者による技能や作業時間のバラつきの原因を知りたい」

製品をつくる際に、生産設備・金型・材料などを準備・セットする段取り替え。そして、最適な生産を実現するためのオペレーション。こうした業務が滞ると、大きな損失につながりかねません。特に、段取り替えの作業中は生産ラインが停止するため、段取り替え時間をいかに短縮するかが重要になります。

しかし、段取り替えやオペレーションには熟練の技能が求められ、作業者によって技能のバラつきが生じます。段取り替えやオペレーションにおいて、熟練者と非熟練者にはどこに違いがあるのか。作業時間の差はなぜ生じるのか。そうした理由を明らかにし、手順遵守を確実に進めたいという企業も多いのではないでしょうか。

今しなければならないことは何か?
「現状を把握し、問題点を洗い出して改善へとつなげていく」

段取り改善では、段取り作業を標準化させ、人によるバラつきをなくし、機械停止時間を極力減少せることで、機械の稼働時間をアップさせることが重要になります。そのためには、段取り替えが決められた時間でできているか、効率的な順序や分担になっているか。人によるバラつきはないかをまず確認すること。そこで有効なのが、熟練者と非熟練者の視線や動作のデータを取得し、視覚化することです。

視線動画を見ながら、どこを見たか(視線)、どうやって見たか(動き)を明らかにし、視線動画を用いたインタビューを実施して、なぜ見たか(理由)、そのとき何を考えたか(判断)を引き出し、現状を把握、問題点を洗い出して、改善へとつなげていくことが大切です。

 

アイトラッキングはなぜ優れているのか?
「具体的に必要な行動とそれに裏打ちされていた知識を言語化」

アイトラッキングにより視線のデータを取得することで、熟練者と非熟練者の視線の違いが明確になり、熟練者作業中のコツや正しい見方などを伝えることが容易になります。ここで重要なことは、熟練者の行動には必ずその背景となる「経験・理論といった知識」があるということです。視線動画を見ながら、インタビューを行うことで、「なぜ見たのか」「そのとき何を考えたのか」、具体的に必要な行動とそれに裏打ちされていた知識まで聞き出すことが可能です。

こうした結果を作業に活かすことで、無駄な作業や動きをなくすとともに、属人化していたカンやコツをルール化・標準化し、生産効率の向上につなげていくことができるのです。

A male worker is working in a sterile room.

トビー・テクノロジーだからできることとは?
「課題に合わせてワンストップで調査・分析。改善のお手伝いをしています」

視線を追うことで、作業時に正しく見て、タスクを実行しているかどうかを正確に評価することが可能になります。加えて、視線動画を見せながらインタビューを行うことで、単にインタビューだけでは得ることができなかった意図や理由などが圧倒的に言語化され、マニュアルに記載されておらず、若手に伝えきれていなかったことも明らかにできます。

トビー・テクノロジーでは、調査設計、実施、分析までのサービスをトータルで提供しています。市場ニーズの多様化による多品種少量化・短納期化、ジャスト・イン・タイムの決め手となる段取り替え、オペレーションにおける課題改善をお手伝いします。

メールマガジンに登録する

アイトラッキングとアテンション・コンピューティングに関する最新情報をお届けします。