今後とも、媒体の商品価値をきちんと補足し、広告効果の高いことを 広告主や広告代理店に伝えていきたい大阪メトロ アドエラ様
事例
サイネージの広告価値を実証
Osaka Metro 様
カテゴリー詳細
執筆者
Tobii
読了時間
4分
大阪メトロアドエラ様は、Osaka Metro様の広告事業を担当している企業です。
広告主への説得力を高めるため、広告視認者数の把握など、定量的な計測が重要と考え、トビーのアイトラッキング調査を活用して、駅構内及び電車内のデジタルサイネージの広告効果を検証しました。
背景
かつては、駅構内や電車内の交通広告はほとんどが紙媒体でしたが、最近ではデジタル化が進み、駅構内と電車内を合わせて1,400面以上のデジタルサイネージが設置されています。広告出稿量の面でも、デジタルサイネージへの出稿量は20年度上期で対前年度比約60%もの伸びがみられています。
大阪メトロアドエラ様では、これまでは広告主に対して、広告媒体資料として、駅別の乗降客数や路線ごとの輸送人員などのデータを提示してきました。
しかし、広告主への説得力を高めるためには、広告視認者数の把握など、定量的な計測が重要だと考えました。
そこで、トビーのアイトラッキング調査を活用して、駅構内および電車内のデジタルサイネージの広告効果を検証することになりました。
調査方法
調査には、トビーのウェアラブル・アイトラッカー「Tobii Pro グラス2」を用い、40人のモニターに装着していただき、駅構内や電車で移動中の視線を計測しました。
この結果、デジタルサイネージ全体の視認率は、平均87.9%とかなり高いものでした。
なかでも、駅改札前の通行者の視線正面方向に設置されたデジタルサイネージでは、90~100%の視認率が測定されました。
結果
このアイトラッキングによる調査結果とOsaka Metro様の各駅の乗降客数データなどを掛け合わせることで、時間帯別・属性別のインプレッション数を試算することも可能となりました。
今後は、モニター数や計測場所をさらに増やしていき、属性別データの算出方法にも検討を加えて、さらに精度の高いインプレッション数を算出していく計画です。
トビーのアイトラッキングは、デジタルサイネージの視認率の調査や、コンテンツの最適化などにも活用いただいております。
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執筆者
Tobii
読了時間
4分