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事例
西日本旅客鉄道株式会社 様
執筆者
Tobii
読了時間
3分
西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)様では若手車掌への教育のためにアイトラッキングをご活用いただきました。
背景
車掌は乗客の安全確保に責任を負っており、ホーム上の確認すべき部分を若手車掌に具体的に教育する必要があります。
しかし、駅停車中のドア扱い時、熟練車掌が見ている部分を視覚的に共有することは難しく、口頭での指導が多くなっていました。
アイトラッキング分析の結果、ベテラン車掌は、ドアを閉める瞬間、ホームと確認用モニターに交互に視線を送り、両方を確実に目視しているのに対し、若手車掌は、視線の多くをホームに向けていて、確認用モニターを見たのは一瞬だけでした。
また、ベテラン車掌は、ホーム、確認用モニターともにより奥の方を見ていたのに対し、若手車掌は手前を見る傾向にありました。
執筆者
Tobii
読了時間
3分