Quality data metrics

品質

品質

アイトラッキングシステムのデータ品質に関して最高水準を維持しています。また、私たちがどのようにテストし、品質指標を報告しているかをお客様に知っていただくために、性能テストの手順を公開しています。

豊富なテスト方法とデータ品質の報告 

研究者として、アイトラッキング測定の品質を信頼し、プロジェクトのために十分な情報を得た上で機器を決定できることは、非常に重要なことです。 

私たちは様々なテスト手法を用い、典型的なデータ収集シナリオを含む、最適な条件下とさまざまな条件下でアイトラッカーの性能を測定し、報告しています。 

テストレポートには、精度と正確さの指標の詳細と実験手順が明記されており、アイトラッキングの仕様を理解することができます。 

Tobii-Pro-Fusion

ラボラトリーメトリクスのテスト方法

この方法論は、理想的な条件下でのスクリーンベースのアイトラッカーパフォーマンスと、様々な条件変化に対するアイトラッカーのロバスト性に関する情報を提供します。

テスト仕様には、理想的な測定条件、トラックボックス内の頭部位置、大きな視線角度、異なる照明条件などが含まれています。被験者は制御された実験室のセットでテストを受け、スクリーンからの距離とアイトラッカーに対する視角を制御するために顎台を使用します。

精度と正確さは、有効なデータの割合が高い録画から算出されます。どちらの指標も、単眼(利き目)と両目のデータに基づいています。

また、システムノイズと人間の目の精度を区別するために、人工の目で精度を測定しています。

Tobii Pro Spectrum Eye Tracker with Gaze Plot

フィールドメトリクスのテスト方法

この新しい手法は、制約の少ない条件下でのスクリーンベースのアイトラッカーパフォーマンスと、参加者の特性がどのようにアイトラッキングデータに影響するかを理解するために使用されます。

データは、より多くの被験者を対象に、通常、屋内のオフィスや大学の環境下で収集されます。被験者は、あご当てを使用せず、スクリーンの前で自然に動き、自由に頭を動かしながらテストを受けます。

トビー・プロスペクトラムは400人以上の被験者を、トビー・プロフュージョンは500人以上の被験者を対象にした結果を発表しており、その一例をご紹介します。

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Tobii Pro Fusion

ウェアラブルアイトラッカーのテスト方法

当社では、テスト環境をコントロールし、最適な条件下での性能テストを行っています。

明るさやターゲットまでの距離、計測中のヘッドユニットの位置のズレなどを考慮し、条件を変化させながらパフォーマンスを測定しています。

中心から端まで、異なる領域での正確度、精密度、データ欠損を両眼での指標を基に算出しています。

Tobii Pro グラス 3 のメトリクスレポートをご希望の方は、お問合せください。

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Tobii Pro Glasses 3

開眼度(eye openness)の精度テスト

Tobii Pro スペクトラム、Tobii Pro フュージョン の開眼度(eye openness)における精度のテストも行っています。Tobiiのアイトラッカーにおいて、開眼度(eye openness)は、上まぶたと下まぶたの間に収まる最大の球体の直径(ミリメートル)と定義しています。

これらの精度テストは、通常の使用を想定したセットアップと環境で、それぞれのアイトラッカーに対して100人の被験者を対象に行いました。正確度、精密度、データ欠損の結果は、被験者が様々な瞬きの動作を行っている時に計測しました。

Tobii ProスペクトラムとTobii Proフュージョンのレポートは下記からご覧いただけます。

アイトラッカー精度情報

開眼度(Eye Openness)精度テスト結果