STIM Tracker
StimTracker

同期デバイス

Cedrus®社のStimTrackerはTobii Pro スペクトラムのアイトラッキングデータと、視覚刺激、聴覚刺激、実験参加者のボタン押しなどのイベントをミリ秒単位で正確に同期させることができます。

概要

Tobii Proスペクトラム用 同期デバイス

また脳波や様々な生体計測システムとの同期も可能です。(お使いになる生体計測器に適したデバイスを選択してください(オプション)) 刺激呈示の正確なタイミングを光センサーで捉え、同じタイミングで同期信号としてそれぞれの計測機に送ることで、ミリ秒単位の精度で同期させることが出来ます。

Tobii Pro Spectrum Eye Tracker Synced with EEG

特徴

画面上の視覚刺激とアイトラッキングデータの同期

StimTrackerは、スクリーンベースの視覚刺激(例:Tobii Pro ラボで表示される画像)の開始タイミングと、Tobii Pro スペクトラムのアイトラッキングデータをミリ秒以下の高い精度で同期するデバイスです。高いタイミング精度は、正確な反応時間を必要とする実験や1フレームのサブリミナル刺激を呈示する実験など、高い時間分解能が求められる研究において有用です。

オペレーティングシステム、グラフィックカード、画面のリフレッシュ処理による遅延からの影響は受けません。画面上の画素の変化を光センサーが検知すると、StimTrackerからTobii Pro スペクトラムへ、イベントマーカーとして送信されます。このイベントマーカーは、Tobii Pro ラボでアイトラッキングデータと共に確認することも、他社の解析プログラムで分析を行うために出力することも出来ます。さらに、Tobii Pro SDKを使用するとさらに高度な実験設計も可能になります。

スクリーン上の視覚刺激やアイトラッキングデータの生体測定データとの同期

StimTrackerは、視線情報を含めた生体計測器のデータをそれぞれ同期させる汎用性の高いソリューションです。StimTrackerはEEGなど様々なセンサーからのデータ取得が可能な他社の生体情報収集システムとも接続が可能です。StimTrackerのイベントと脳波のデータは、約1フレーム(1kHzシステムの場合は1ミリ秒)の推定タイミングの時間精度で同期させることが出来ます。StimTrackerのイベントとアイトラッキングデータの同期精度は、Tobii Pro スペクトラムのサンプリングレートに依存せず、50マイクロ秒の時間精度となります。

優れた時間精度により、生理反応が発生した時、実験参加者がどこを見ていたのか正確に知ることが出来ます。サッカード、(大きな)マイクロサッカード、瞬きの情報を利用し、脳波などの生体計測データのアーチファクトを修正することができます。

視覚刺激だけではないStimTracker DuoとQuad

STIM tracker Duo Quad

StimTrackerにはの2つのモデルがあります

DuoとQuad。どちらのモデルも、Tobii Proスペクトラムと、StimTrackerと互換性のある他のEEGまたは生体計測器(以下のリストを参照)に同時に接続することができます。

StimTracker Duoは、光センサー(最大2個)による画面上の視覚刺激の開始、聴覚刺激の開始、RB-x40レスポンスパッドのキータッチを正確にマークすることができます

StimTracker Quadは、これに加えて、参加者の音声反応の開始をマークし、さらに2つの光センサーと2つのEEGまたは生体情報デバイスに接続することができます。

StimTrackerは、Cedrus製のm-podアダプタを介して以下の脳波計測器などの生体計測器と接続することができます。

  • StimTracker DuoまたはQuad

  • Tobii Pro Spectrum用m-pod

  • オプションとして、アイトラッキングデータと同期が必要な互換性のあるEEGまたはバイオメトリックデバイス用のm-pod

パートナー情報

パートナー情報

Tobii Partner logo

StimTracker Duo、Quadの詳細については、弊社パートナーをご参照ください。

部品・構成

構成内容

光センサー

アナログ光センサーを使用することで、StimTrackerは、視覚刺激の開始タイミングを高精度で捉える堅牢で信頼性の高いソリューションを提供します。オペレーティングシステム、グラフィックカード、画面のリフレッシュ処理、ソフトウェアの処理などから発生する可能性のある遅延はありません。WindowsやLinuxはリアルタイム処理を行うためのオペレーティングシステムではありませんので、画像が呈示された正確なタイミングを把握することは困難な場合があります。StimTrackerの光センサーによるソリューションは、この問題を解決します。

どのように作動するか

新しい視覚刺激により光センサーが変化を検出すると、TTL信号(0-5V)を生成します。この信号はStimTrackerを経由してTobii Pro スペクトラムや、他の生体データ収集システムに送られます。

Tobii Pro スペクトラムはこの信号をイベントとして受信します。StimTrackerのイベントは、Tobii Pro スペクトラムのサンプリングレートとは関係なくアイトラッキングのレコーディング内に記録されます。このイベントを使用し、脳波など他の生体計測データと同期させることができます。

豊富なオプション 

StimTrackerは、Cedrus製のm-podアダプタを介して以下の脳波計測器などの生体計測器と接続することができます。

  • ABM
  • ADInstruments’ PowerLab
  • ANT Neuro
  • Biopac
  • BioSemi
  • Brain Products
  • EGI
  • Mangold
  • Neuroscan
  • Mindware
  • NIRx
  • IWorx
  • Bittium

またStimTracker はパラレルポート経由で、MindWare Technologies社製品をはじめとした、PC用記録システムと接続可能です。

活用領域

Tobii Pro Spectrum
心理学・神経科学

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学術研究

読書と言語研究

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学術研究

臨床研究

臨床研究の領域でも、アイトラッキングの活用例が増えています。眼球疾患や自閉症スペクトラム障害(ASD)、ADHD、パーキンソン病などの精神・神経疾患の研究に使用されています。

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