Tobii Glasses X のレコーディングに対応
Glasses Explore 経由でTobii Glasses X(およびTobii Pro グラス 3 )のレコーディングをインポートすることができるようになりました。Tobii Glasses ExploreとTobii Pro ラボ の全ての機能を使用可能です。※Glasses Exploreアカウントが必要となります。
Tobii Pro ラボ は、研究活動に役立つ機能を充実させて、より貢献できるよう継続的に改善を重ねています。最新の製品情報をご確認ください。
Tobii Pro ラボ をアップグレードされていない場合は、ぜひ最新情報をご覧いただき、アップロードをされることをおすすめします。
Tobii Pro ラボは、研究開発を支援する機能を継続的に強化しています。
リリースバージョン 25.19
最新の更新内容の動画ガイドはこちらをご覧ください
Glasses Explore 経由でTobii Glasses X(およびTobii Pro グラス 3 )のレコーディングをインポートすることができるようになりました。Tobii Glasses ExploreとTobii Pro ラボ の全ての機能を使用可能です。※Glasses Exploreアカウントが必要となります。
Advanced Screen projectsにテキストコンテナが追加されました。これにより、音声、画像、動画、テキストを同時に含む刺激を作成することが出来ます。テキストコンテナのプロパティをデザインテーブルにリンクさせ、1つの刺激テンプレートで複数の刺激を自動生成することも可能です。
読書時の視線行動を分析するため、Tobii Proラボ は文字、単語、文、またはユーザー定義の単位に基づき関心領域(AOI)を自動的に生成します。(日本語非対応) その後、Tobii ProラボのMetrics Exportのリーティングメトリクスで結果を簡単に評価できます。
グランス(AOI流入時のサッカードを含む指標)とそのプロパティがメトリクスエクスポートで利用可能になりました。
たとえば、一定の注視時間の要件を超える注視を特定することで、UI(ユーザーインターフェース)の複雑さを示唆する場合などに利用できます。
Tobii Proラボ の本バージョンでは、Shimmer Research社の最新GSRデバイスであるShimmer3Rに対応しています。以前のバージョンと同様に、GSR信号はTobii Pro ラボ 内でレコーディング・分析できるほか、同期したアイトラッキングデータと共にエクスポートが可能です。このデバイスに関する詳細は、Shimmer3 GSR+ユニットのページをご覧ください。
Tobii Pro ラボ のバージョン25.19以降、Tobii Pro ナノ およびTobii Pro グラス 2 はサポート対象外となります。今後のアップデートで機能が低下する可能性があります。
Microsoft は 2025年10月14日をもって Windows 10 のサポートを終了しました。これにより、今後は更新プログラムや技術的なサポートは提供されません。
2025年4月30日
データ分析のための以下の機能が追加されました。
・Area of Interest(AOI)のサイズ(Pixel)を出力する機能
・Advanced Screenプロジェクトで、カスタムTime of interest(TOI)での、同期信号(TTL)の出力、入力イベント表示機能
プロジェクトファイルチェック機能が追加され、プロジェクトの安定性が向上しました。そのため、初回スキャン時は、時間がかかる可能性があります。
Tobii Pro SDK 2.0に移行したため、アイトラッカーとの通信がより強固になりました。
Tobii Pro Lab は以下のアイトラッカーはサポート対象外です。
Tobii Pro X3-120、Tobii Pro X2-30、Tobii Pro X2-60、Tobii Pro TX300、Tobii Pro T60XL、Tobii T60/T120、Tobii X60/X120、アイトラッカー 4C
これらのデバイスは現在問題無く動作していても、将来的にトラブルが生じる可能性があります。
詳細はリリースノート をご覧ください。
2024年10月30日
Tobii Proラボ バージョン24.21をリリースしました。今回のアップデートでは、従来のアイトラッキング指標に新しくまばたきの指標を追加しました。まばたきは、開眼度(Eye Openness)データに基づいて検出されます。 またTobii Proラボの新バージョンでは、データの視覚化、リプレイ、フィルタリング、出力機能などの新機能により、研究の効率性と生産性が向上します。 最新アップデート機能は以下となります。**
Tobii ProスペクトラムおよびTobii Proフュージョン*と最新バージョンのTobii Proラボを使用すると、開眼度データをもとに正確なまばたきの検出が可能になります。従来のTobiiのアイトラッカーでは、瞳孔を検出できない時間や瞳孔径サイズをもとにまばたきを推定していました。しかし、この方法は間接的であり、実際にまぶたの動きを測定していないため、振幅や速度、持続時間といった詳細なデータの取得はできませんでした。 新しい機能では、上まぶたと下まぶたの距離を測定する開眼度データを使用しているため、まばたきを正確に判別し、振幅、速度、持続時間といった詳細なデータも取得できます。これまで様々な分野から多くのご要望が寄せられていた「まばたきの検出」が可能になったことで、幅広い分野での研究の発展が期待できます。
※Tobii Proフュージョンは120Hz/60Hzでの対応となります。250Hzの機材をご使用の場合は、レコーディング前に120Hz/60Hzに設定していただくとまばたきの検出が可能になります。また、Tobii Pro スパーク、Tobii Pro グラス 3 には対応していません。
まばたきと開眼度に関する紹介動画はこちらから
新規および改善されたビジュアライゼーション機能:
オパシティマップ 実験参加者が何を見ていたかを分かりやすく表示します。
グループ毎のデータ表示 この新機能では、設定した実験参加者の属性毎にフィルタリングして簡単に表示することができます。グループ間の視線パターンの違いを視覚化するのに最適です。
AOIレイヤー AOIとヒートマップなどのビジュアライゼーションが一緒に表示されるようになりました。
スタックインターバルモード ビジュアライゼーションのデータ表示に関する設定をアップデートしました。 レコーディング時に複数回表示された刺激がある場合、その表示間隔をつめて表示することができるようになりました。
レコーディングの見つけやすさ向上 選択した属性に該当するレコーディングのみを表示できるようになりました。
Advanced Screen Project (ASP) における TriggerBox Plus および TTL のサポート
ASP における TTL 視覚刺激開始マーカー(TTL)を送信してアイトラッキングデータを他の生体データストリーム(EEG や GSR など)と組み合わせる機能がAdvanced Screen Projectに追加されました。
TriggerBox Plusのサポート Brain Products社の新しいTriggerBox Plusに対応しました。
グローバルフィルター フィルター設定(視線、瞳孔径、開眼度、 まばたき)が分析のタブ間で保持され、ワークフローの効率性を向上させエラーを最小限に抑えます。
アシストマッピングの改良 アシストマッピングアルゴリズムの改良により、精度が上がり高速で処理できるようになりました。
アシストマッピングの一括開始 複数のレコーディングに対して、 一括でアシストマッピングができるようになりました。
動画出力機能の改善 レコーディングを動画ファイルとして出力する際に一括で処理を行うことができるようになりました。また、音声を含まない動画出力も可能になっています。
メトリクス(アイトラッキング指標)の出力/視覚化の改善 必要なメトリクスを迅速に見つけられるようにインターフェースを改善しました。
リプレイのインターバルモード TOI選択した時に自動的にタイムラインがズームインされるようになりました。
重要!旧アイトラッカーに対応する最後のバージョンとなります。
TX300、X2-30、X2-60、T60-XL、T60/T120、X60/X120、X3-120のアイトラッカーをお使いのお客様は、こちらのページをご確認ください。
詳細については リリースノート をご覧ください。
Tobii Pro ラボ バージョン24.21は、以下のアイトラッカーに対する公式サポートと検証を提供する最後のバージョンです:
TX300、X2-30、X2-60、T60-XL、T60/T120、X60/X120、X3-120
ご不明な場合は、下部のお問い合わせフォームよりご連絡いただきますようお願いいたします。
2024年3月20日
Tobii Pro Lab バージョン1.241をリリースしました。今回のアップデートでは、より直感的で詳細な知見を提供するため、ビジュアライゼーション機能を強化しました。以下、今回のアップデートとなります:
新しいモードの切替機能により、静的ビジュアライゼーションと動的ビジュアライゼーションを簡単に選択することができ、より多用途で広範な分析ツールとしての機能を提供します。
主なアップデート:
元のメディアサイズでエクスポート: 本来のサイズで、かつ透明な背景でメディアをエクスポートすることが可能となり、プレゼンテーションやレポートへの挿入が簡単になりました。
静的モードでのプレビュー機能の向上: 静的モードでは、元のメディアサイズでプレビューができるようになりました。
ヒートマップの算出: 静的モードにおいて、ヒートマップの絶対の数と時間/相対の数と時間の算出が可能になりました。
色分けされたゲイズプロット: ゲイズプロットの色が、レコーディングリストの色に対応するようになりました。プロジェクト間で一貫性を保つために、デフォルトの色設定をリセットするオプションもあります。
リアルワールドマッピング(RWM)アルゴリズムのアップデート: RWMアルゴリズムが更新され、ロバスト性とスピードが向上しました。
Advanced screen Projectのアップデート:
○ 視覚刺激の最小提示時間をテーブルに結合することができるようになり、実験をより柔軟にデザインできるようになりました。
○ 視覚刺激の提示方法を選択するオプションが増えました。 例:視線外す、メディア終了など。
○ 視覚刺激の提示順序は、ドラッグ・アンド・ドロップ機能を使って、リストから簡単に調整できるようになりました。
○ その他の機能として、開眼度(Eye openness)の記録、チャート、メトリクス、被験者カメラと音声を含むビデオエクスポートが可能になりました。
キャリブレーションの向上: キャリブレーションの設定で、そのままのビデオサイズを使用、もしくはビデオサイズを変更して、手動で時間指定を行うことができるようになりました。
ファイル検証の改善: 視覚刺激として使用するメディアが、Tobii Proラボでの使用可能か否かを確認する機能が追加されました。
詳細はリリースノートをご覧ください。
2023年11月15日
Tobii Pro ラボ バージョン1.232をリリースしました。このバージョンでは、Advanced Screen Project にてビデオコンテナが追加できるようになりました。また、視覚刺激の移行設定(Advance on)の改善や、AOIタグをテーブルで指定する機能が追加されました。
Advanced Screen Projectにビデオコンテナを追加し、ビデオ刺激を呈示できるようになりました。ビデオ刺激を画像や音声刺激と一緒に呈示することも可能です。画像や音声の刺激と同様に、ビデオ刺激はデザインテーブルで位置やサイズを設定できます。ビデオ刺激を繰り返し再生させることも可能です。
さらに、Advanced Screen Project にて、1つの刺激から次の刺激に進むためのオプションが追加され、柔軟性が向上しました。
デザインテーブルの列にAOI タグをバインドできるようになりました。視覚探索タスクのターゲット位置などの試行ごとに変化する刺激をAOI タグを使って、柔軟に設定できます。これらのテーブル バインドされた AOI タグは、画像およびビデオ コンテナーで動作し、特定のコンテナーに割り当てられた静的 AOI タグと組み合わせて、さらに分析するために集約することができます。
Advanced Screen Projectで、被験者カメラやマイクをセンサーとして追加できるようになりました。オーディオ波形で表示することができます。
リプレイ動画で、音声レコーディングと被験者の音声をオーディオ波形で表示します。これにより、いつ被験者が発言したかなどが視覚的に分かります。
このアップデートは重要なセキュリティ修正が含まれており、全てのユーザーに推奨されます。詳細は
Tobii Connect をご覧ください。
特定の閾値まで加算されたトリガーゾーン内の注視時間
詳しくは リリースノート もご覧ください。
2023年5月10日
Tobii Pro Lab 1.217 をリリースしました。このバージョンでは、新しいプロジェクトタイプ、新しいプロジェクトタイプであるAdvance Screen Project、そして新機能であるダイナミックビジュアライゼーションが搭載されています。
Advance Screen Project (ASP)は、より複雑なスクリーンベース型アイトラッキングの研究の設計と実行を簡素化する新しいプロジェクトタイプです。
実験の試行と刺激の組み合わせをスプレッドシートで計画し、Tobii Pro ラボにアップロードしてください。ASPはあなたのスプレッドシートの内容を入力として受け取ります。実験のワークフローは、実験構造で構築されます。 ここでは、メディアライブラリにアップロードされたファイルを使用して刺激を提示するためのテンプレートを設定することが可能です。刺激を構成する画像ファイルは、アイトラッキングデータを解析する際の関心領域 (Area of Interest)として活用することができます。
合理化されたワークフローにより、それらの刺激を手動で構築する必要なく、複数画像の刺激の作成、音声と画像の刺激の同時提示、試験の無作為化、複雑な実験デザインの制御を簡単に行うことができます。
最も重要なことは、データ解析や研究に費やすことができる貴重な時間を節約できることです。
ダイナミックなビジュアライゼーション: ビジュアライゼーションタブに動的ビジュアライゼーションが追加されました。これにより、ヒートマップ、ビー スワーム(Bee Swarms)、スキャンパス (Gaze Plot)が刺激上を動的に移動する様子を表示することができます。瞬間的な視線を選択するか、特定の時間枠でデータを蓄積するか、スライドする時間窓を表示するか、いずれかを選択できます。この機能は、操縦の段階などでアイトラッキングデータの定性的な洞察を得るのに便利です。動画だけでなく、静止画像の視覚刺激でももサポートされています。
プロジェクトの更新を作成: プロジェクトの作成ページでは、さまざまなプロジェクトの種類とその機能についての情報が掲載され、より使いやすくなりました。
イベント検索バー: タイムスタンプ、イベントタイプ、名前による詳細なイベント検索が可能になりました。
詳細はリリースノートをご覧ください。
2022年11月23日
Tobii Pro Lab 1.207をリリースしました。このバージョンでは、メトリクスビジュアライゼーションタブの大幅な改良を行いました。
メトリクスビジュアライゼーションタブでは、データの探索、可視化、相互作用を行うことができます。
アイトラッキングメトリック(複数可)を選択することで、2つの実験変数の共同効果を視覚化することができます。視線動画でも単一のデータポイントを探索・検査することができます。
これは、特に実験のパイロット段階において、実験条件が効果を示しているかどうかの最初の洞察を得るのに、非常に役立ちます。
実験変数の条件の有無に関わらず、表示がカスタマイズできるようになり、画像(jpg、png)での出力もできるようになりました。研究発表や報告書などにご活用ください。
これらはTobii Pro ラボ内で完結することができます。
フィルター追加: リプレイタブに目の開き具合と瞳孔信号のフィルターを追加
より良いUX: メディアやタイム・オブ・インタレストのカードをアクティブにしたり、非アクティブにしたりして、見たいものを選択することができます。
AOIツールでのメディア管理のアップデート メディアの種類でグループ化し、表示数を絞ることでAOIを作成するメディアを見つけやすくします。また、使用していないメディアを削除することもできるようになりました。
参照用エクスポートヘルプ: Tobii Pro ラボと Tobii ハードウェアへの正しいリファレンスをエクスポートします。
Tobii Pro グラス 3 イベント情報の読み込み: レコーディング中にTobii Pro グラス 3コントローラーで入力したイベント情報がTobii Pro ラボで読み込めるようになりました。
フィードバックを提供する: 新しいフィードバックボタンを使ってフィードバックを提供することにより、今後のTobii Pro ラボの改善に役立てることができます。
このバージョンから、Windows 11に対応しました 。
お見積りやデモなど、お気軽にお問い合わせください。