私たちは、世界をより良くするという使命に応えるために、アイトラッキングソリューションをできるだけ幅広い人々に対応させること、あらゆる作業環境で利用できること、PCやタブレット、車、XRヘッドセットなど様々な機器やデバイスで動作すること、を目標にしています。
アイトラッキングとは?
瞳孔を検出し、何を見ているかを追跡する技術です。科学研究、生産性向上、 安全意識の維持、人とコンピュータのインタラクションなど幅広い分野で活用されています。
アイトラッキングの仕組み
Tobiiには、近赤外LEDとアイトラッキングカメラによって検出された眼球画像から3Dアイモデルを作成し眼球方向を算出する高度なアイトラッキングと、そこで培ったノウハウを生かしたWebカメラのみでのアイトラッキングがあります。
アイトラッキングデータ
瞳孔径、瞳孔位置、眼球方向、視点位置、開眼度などのデータを取得し、人の行動の解析や視線入力として使用できます。
Tobiiのアイトラッキング - だれでが、どこでも、どんなデバイスでも最高の体験を
限定された条件の環境で機能するアイトラッキングシステムを開発するのは比較的容易ですが、誰もが、どこでも、どのデバイスでも使えるという原則に応えるシステムを作ることは容易ではありません。
当社の技術は、研究者の極め細かなニーズに応えるとともに、商用アプリケーション開発者が求めるデータ要件に対応し、プライバシーと整合性を維持したアイトラッキングデータを提供することに重点を置いています。
広範な特許を保有
Tobiiは、アイトラッキングの全領域をカバーする700件以上の幅広い特許を獲得しています。 「だれでも、どこでも、どんなデバイスでも」というこだわりを実現しています。
無限の可能性
Tobiiの技術は、様々な業界のお客様に使用され、幅広い応用事例が日々生まれています。昨今需要が高まっているのは、企業における生産性向上や安全意識の維持で活用されています。既に科学研究においては、人間の脳と視覚に関する多くの知見をもたらし、診断技術や治療法の開発に貢献しています。その他にもVRの分野では、Tobiiの技術を使ったダイナミックなフォービエイテッドレンダリングが実現し、VR空間の画像を処理するためのPC負荷を大幅に低減することができます。
さらに、アイトラッキングは、ユーザーが使いたくない、あるいは手を使えない場合に、ハンズフリーでのデバイス操作をサポートします。この機能はアシストテクノロジーの中核を成しており、保護手袋を着用する必要がある場面や手がふさがっている状況では、細菌の拡散を抑制しながら作業効率を向上させる効果もあります。
データの透明性
センサーが捉える生体データは、人の状態を明らかにします。たとえば、さまざまな疾患のヘルスアセスメントにも活用できますが、時にセンシティブな情報になる可能性があります。そこで、Tobiiは、データ透明性ポリシーを策定しました。これは、Tobii製品およびサードパーティのアプリケーションを介してアイトラッキングデータを使用するすべての方々のプライバシーを保護するためのものです。
当社のハードウェアは、リアルタイムの画像処理から必要なデータポイントのみを計算し、クライアントアプリケーションに直接ストリーミングします。サードパーティアプリケーションの場合、データが他のシステムに保存または転送される場合は、当社のデータ透明性ポリシーに従って、ユーザーに通知する必要があります。
ソリューション
アイトラッキングが様々な分野でどのように活用されているかご覧ください。
学術研究
アイトラッキングは、人の行動を読み解き、さまざまな分野の研究者が新しい発見をすることを可能にします。
消費者行動とUX評価
アイトラッキングにより、店頭調査、商品パッケージのデザイン、広告/販促物、ユーザーエクスペリエンスのインパクトを可視化し、より多くの顧客を惹きつける力を与えます。
生産性・安全性の向上
熟練者の技能を抽出、分析を行い、標準化。評価・教育・アシスト・自動化へと活用することで、生産性や安全性の向上につながります。
ゲーミング
アテンション・コンピューティング技術は、様々なゲームにおいて新たなアクションを可能にし、より没入感のあるゲーム体験を提供します。