事故防止対策の標識はちゃんと見られているのか?

  • TOBII
  • 5 分

Cars are driving on the overpass.

交通業務調査でこんな課題はありませんか?
「アンケート調査では正確な評価ができない」

全国の一般道や高速道路では、事故防止対策のための検証が定期的に行われています。こうした調査では、一般的にはドライバーへのアンケートなどの方法が取られています。しかし、単なるアンケートでは、標識・標示が目に入ったかといった主観的なことしかわからず、速度を緩めた、ハンドルを切ったなどの車の挙動と合わせ判断するしかありません。ドライバーへのアンケートだけでは、実際に新しく設置した標識・標示が見やすくなったのか、または早く気づけるようになったのかを判断することが難しいのが現状で、正確な評価ができないという悩みがあります。

今しなければならないことは何か?
「ドライバーの視点から定量的に評価する」

高速道路での事故防止対策のための様々な標識や標示の設置をはじめ、重大事故につながる逆走防止対策のための標識や標示の設置などの効果を検証するために有効なのが、視線計測によるドライバーの注視点の可視化・数値化です。アイトラッキングを使うことで、ドライバーがどのタイミングで標識・標示に気づいたのか。また、見やすくなっているのであれば、見ている時間がどう変わったのか。新しく設置した事故防止用の標示などをドライバー視点から、定量的に評価することが可能になります。まさに、ドライバーは「どこを見ていたのか」「なぜ見たのか」、逆に「どこを見落としていたのか」「なぜ見落としたのか」などを明らかにすることができます。

Clip art of various road signs

アイトラッキングはなぜ優れているのか?
「トビーの高性能アイトラッカーなら簡単・手軽にデータ取得が可能」

トビーの「Tobii Pro グラス3」は、簡単・手軽にデータ取得ができる高性能アイトラッカーです。1点キャリブレーションなので、わずか数秒で設定でき、スムーズなデータ取得が可能です。画角が広く運転中の広い視野を見逃しません。メガネタイプの本体は、非常に軽量で被験者にとっても負担が少なく、通常通りにデータ取得が可能です。
すでに「Tobii Pro グラス3」を導入されたお客様からは「準備に手間がかからず、1日で調査できる人数も大幅に増えた」「データの取り直しがなくなった」「データを取る部分のサポートもしてくれたので、調査が楽になった」という声が寄せられています。

Woman driving a car with Tobii Pro Glasses 3

トビー・テクノロジーだからできることとは?
「機材だけでなく、分析まで一括請負します

トビー・テクノロジーは、生体計測を使った調査分析のプロフェッショナルとして、機材の提供はもちろん、仮説の洗い出しから、調査設計、データ取得、データ処理、分析までワンストップで提供する「調査分析サービス」をご用意しています。生体計測リサーチの専属リサーチャーにより、調査設計からデータ取得、分析、レポート納品までワンストップでお届けします。
事故防止対策の効果検証や逆相防止の路面標示の効果検証のアウトプットでは、ドライバーが見た場所に基づいて色付けをすることで、視線分布の直感的な理解を助けます。また、調査対象物(標識・路面標示・車線・中央分離帯など)を自由に設定可能で、色付きのエリア内の視線停留時間や停留回数などの定量的な分析も可能です。

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