Couple watching TV

事例

テレビCM・デジタル広告の注目度調査

カテゴリー詳細

  • 執筆者

    Tobii

  • 読了時間

    4分

今日、私たちはあらゆるものから注意を奪われています。 

それはバスの中や友人を待っている間、テレビCMの退屈な時間をやり過ごすために、PCはもちろんスマホやタブレットなど、あらゆるデバイスによるものです。 

どこに、どのように人の「注意」が割かれているか知ることで、広告主は戦略を改善し、効果的にメッセージを伝えることができます。アイトラッキングは視覚的な注意を記録し、測定するため、この種の調査に適しています。 

背景 

グーグル様は、広告が表示されている間に、人々が何に注意を払っているのか調べるためにTobiiと提携しました。特に、テレビを見ている間の行動がどのようなものであるか、また、デジタルとオフライン(料理、掃除、洗濯など)の間で、どのように注意力を分けているかを知りたいと考えました。 

In-home studies using eye tracking allow participants to behave naturally and data can easily be collected unmoderated and passively. This is then analyzed by our research team for valuable insights into what actually captures peoples’ attention
Ali Farokhian Head of Service, Tobii Insight

方法 

Tobii Pro グラスを使って、18歳から50歳までの34名の参加者で調査は行われました。期間は1週間です。 

参加者はテレビを見たり、PC、タブレット、スマホを使ったりといった普段どおりの活動を自宅でアイトラッカーをかけながら行いました。装着中に参加者がどこを見ているか記録し、どのように視覚的注意を配分しているか把握できました。合計で775時間以上のメディア露出が記録されました。 

結果 

テレビが最も消費されている媒体で、537時間を占めていました。一方でその3分の1の時間で実際の注意がテレビから遠ざかっていました。CM中の参加者はスマホを使うこともありましたが、誰かと話したり、家事などオフラインの活動に最も注意が注がれました。 

また、CMの時間が長ければ長いほど、人々の注意がそがれてしまう一方、CM時間の半分は注意を引いていることがわかりました。 

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    Tobii

  • 読了時間

    4分