事例
事故防止の支援への活用
東京海上日動火災保険 様
カテゴリー詳細
執筆者
Tobii
読了時間
3分
東京海上日動火災保険様では、お客様の事故防止の支援のため、アイトラッキングをご活用いただきました。
背景
東京海上日動火災保険は、お客様の工場内における、フォークリフトと従業員及び、フォークリフトの天井部分と工場内の自動シャッターの衝突事故が頻発していることから、「どのような行動が事故を引き起こすのか」、「どうすれば事故を防ぐことができるのか」を明らかにするために、アイトラッキング調査を実施しました。
調査方法
経験豊富なオペレーター(約40年)と経験の浅いオペレーター(約10年)の違いを調査しました。二人に、トビーのアイトラッキンググラスを装着し、日常作業中にどこに注意を向けているかを分析しました。
調査結果
分析の結果、経験豊富なオペレーターは、トラックに積まれた荷物と、近くで作業している他のドライバーの顔の両方を見、アイコンタクトをとろうとすることがわかりました。一方で、経験の浅いオペレーターは、ドライバーの存在を意識しているものの、顔を見ていないことが分かりました。
また、自動シャッターの扉を通過する際、熟練オペレーターはセンサーが反応して、シャッター扉が実際に上がるのを目視確認してからフォークリフトで侵入していたのに対し、若手オペレーターは、センサーランプが青になるとすぐにフォークリフトの侵入を開始していることがわかりました。
カテゴリー詳細
執筆者
Tobii
読了時間
3分