Tobii Pro Eye Tracker Managerを使用すると、ディスプレイに設置する際に、簡単にアイトラッカーを設定できます。空間中の実際の対象物を視覚刺激として使用するシーンカメラプロジェクトでは、対象となる平面とアイトラッカーとの位置関係を設定します。
サンプリングレートの変更や、トラッキングモードに対応している場合は、Tobii Pro Eye Tracker Managerを使用して変更可能です。
Tobii Pro Eye Tracker Manager
スクリーンベース型アイトラッカーを管理するためのソフトウェア
概要
効率の向上
Tobii Pro Eye Tracker Managerは、接続されたアイトラッカーを管理するのに役立つ新しいツールです。無料で利用でき、Tobii Pro SDKまたはTobii Pro ラボを使用する際に役立つ機能を搭載しています。
セッティングの効率化
サンプリングレートの変更や、トラッキングモードに対応している場合は、Tobii Pro Eye Tracker Managerを使用して変更可能です。
Tobii Pro スペクトラムでは、Tobii Pro Eye Tracker Managerを使用して、ファームウェアをアップデートします。他のアイトラッカーは、Eye Tracker Browseを使用してファームウェアのアップデートを行います。
特徴
迅速かつ信頼性の高いキャリブレーション
Tobii Pro Eye Tracker Managerは、迅速で信頼性の高いキャリブレーションができます。キャリブレーションを行う前に、トラックステータスパネルで実験参加者の目の位置を確認できます。この機能を使用することで、Tobii Pro SDKで効率的にプログラムを構築することができます。
トラブルシューティングの際に、診断ファイルが必要になる場合があります。サポートチームから診断ファイルの作成を依頼された場合に使用します。
アイイメージ
Tobii Pro Eye Tracker Managerでアイ・イメージを表示することが可能です（Tobii Pro スペクトラム・ Tobii Pro フュージョンのみ対応）。これにより、アイトラッキングデータに影響を与えている可能性を知ることができます。
アプリケーションの同期
Tobii Pro Eye Tracker Managerは、コールイン関数を使用して、Tobii Pro SDKで構築された分析アプリケーションと統合できます。シームレスな統合により、Tobii Pro SDKを使用して独自のアプリケーションをフレキシブルに作成できます。
ディスプレイの設定やトラックステータスの表示（頭部可動域の視覚化）、キャリブレーションなど、ソフトウェアの共通のワークフローをTobii Pro Eye Tracker Managerで簡単に行えるので、構築するプログラムへのコーディングする手間を省きます。
