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事例
ALSの方々に希望を届けるTobii Dynavoxの取り組み
視線入力で「声」を取り戻す
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、世界で約5万人に1人が発症するといわれる神経疾患です。運動ニューロン病(MND)やルー・ゲーリッグ病とも呼ばれ、歩行や手の動き、話すこと、食事、そして呼吸まで、徐々に身体の機能を奪っていきます。知的機能は保たれることが多いため、体が動かなくなるにつれ「閉じ込められた」ような感覚を抱く方も少なくありません。残念ながら、現時点で治療法はありません。
ALSが進行すると、話すことが難しくなります。最初は軽い言葉のもつれや話すスピードの低下から始まり、やがて言葉が理解されにくくなり、最終的には話せなくなることもあります。 生活の質が2倍に改善した最近の医療経済調査において、コミュニケーション機器を使えるようになったことで、ALSの方々の生活の質が2倍に向上したという結果も報告されています。
より多くの人に意思伝達装置を届けるために
意思伝達装置の重要性やその効果について、多くの人が十分に理解できていない。これは、ALSの方々と関わる専門職でさえ例外ではありません。その結果、多くのALS当事者は必要な支援を受けられていないのが現状です。
Tobii Dynavoxは、認知度の向上、ソリューションの充実、そして標準化を進めることで、必要とする人々が自分のコミュニケーション目標を達成できるよう支援できると考えています。さらに、こうした取り組みは社会全体に最大3倍の投資効果を社会にもたらす。
Tobii Dynavoxのコミュニケーション支援は、障がいのある人々に「自分の声」を取り戻す力を与えます。同社は、意思伝達装置を必要とする方々にそれを推奨する専門職に向けてガイダンスを提供することで、世界中で数十万人に包括的なソリューションを届けてきました。 トビー・ダイナボックス はハードウェアやソフトウェア、臨床的に開発された言語システム、設置用ソリューション、資金調達の専門知識、トレーニング、そして専任のサポートまで幅広く含まれています。
さらに、ALSの方々と関わる専門職への継続的な支援を通じて、私たちは、ALSが最も進行した段階にある人でさえコミュニケーションできる世界に一歩ずつ近づいています。
ALS患者のためのコミュニケーション支援
ALSの初期段階では、声を休めたいときにタッチ式のデバイスでコミュニケーションを取ることがよくあります。しかし、病気が進行し、話す力や動く力が低下すると、目の動きだけで操作できる「視線入力装置」へ移行することが可能です。これにより、画面操作や文字入力、発話を視線だけで行えるようになります。
Tobii Dynavoxの TD Iシリーズは、Tobiiと共同開発した視線入力技術を搭載し、障がいのある方のために特化して設計されています。
視線入力を必要とする方々のニーズに関する専門知識を共有することで、Tobii DynavoxとTobiiは、意思伝達における視線入力の新しい基準を築きました。ソフトウェアとハードウェアの両面で協力し、より自然で信頼性の高いコミュニケーションを実現するため、包括的なアプローチで開発を進めています。
TD Iシリーズを使うことで、利用者は次のようなことが可能になります:
1つの共通キャリブレーションデーターで、複数のアプリケーションをスムーズに操作
より正確な選択ができ、エラーを減らし、発話スピードを向上
パートナーウィンドウを使って、会話中に「何を」「いつ」共有するかを自在にコントロール
夜中に目が覚めたときでも、介助者なしでデバイスを使用可能
屋外でも快適に視線入力でコミュニケーションが可能
最適な 最適なインターネット閲覧体験
デバイスを通して相手の顔が見えることで、より自然なコミュニケーションが可能
意思伝達支援でできることをもっと知るために、TD Iシリーズを利用している アリスターの体験談をご覧ください。アリスターはALSとともに生きる医師であり、夫であり、父親です。意思伝達装置のおかげで、今でも料理やチェスを楽しみ、家族との冗談を楽しんでいます。
Tobii Dynavoxが培ってきた障がい者向けコミュニケーションソリューションの専門性と、Tobiiの世界トップレベルの視線追跡技術が融合した アイトラッキングテクノロジーが、視線入力の「ゴールドスタンダード」を生み出しました。
ALSの方々のニーズ、目標、そして夢が、これからも革新を後押ししていきます。
執筆者
ダイナボックス・グループ
読書時間
5分