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工学xアイトラッキングの活用編
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学術研究
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視線計測から、眠気やメンタルワークロードなどを検出する研究が数多く発表されています。
アイトラッキング技術は心理学や認知科学の領域のみならず、「工学」の分野でも広く活用されています。
近年では、機械学習に必要となるデータベースのアノテーションにアイトラッキング技術を活かそうとする研究も活発化しています。
関連する論文を3本ご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
1) フィールド条件下でのリンゴの検出で、アイトラッキング技術を用いて画像取得と自動アノテーションを同時に行い、検出時間を10の1に短縮させた実証研究。
Samiei, S., Rasti, P., Richard, P., Galopin, G., & Rousseau, D. (2020). Toward joint acquisition-annotation of images with egocentric devices for a lower-cost machine learning application to apple detection. Sensors, 20(15), 4173.
2) コンピュータの画像処理方法と人間が画像を理解する方法との間にあるギャップを埋めるため、人間が入力した視線と話し言葉を統合するフレームワークの研究。
Vaidyanathan, P., Prud’hommeaux, E., Alm, C. O., & Pelz, J. B. (2020). Computational framework for fusing eye movements and spoken narratives for image annotation. Journal of Vision, 20(7), 13-13.
3) オブジェクト検出器のトレーニングのために、従来の手動ラベリングと比較した視線ラベリングの実行可能性を探求した研究。
Mariam, K., Afzal, O. M., Hussain, ., Javed, M. U., Kiyani, A., Rajpoot, N., Khurram, S., A. & Khan, H. A. (2022). On Smart Gaze based Annotation of Histopathology Images for Training of Deep Convolutional Neural Networks. IEEE Journal of Biomedical and Health Informatics.
活用領域
工学
眼球がどのように動き、どんな情報を視界から得て、心理に影響を及ぼすのか。
アイトラッキングは脳波との組み合わせも可能なので、
より深い分析・幅広い研究が可能です。
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