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ウェアラブルとスクリーンベースのアイトラッカーの違いとは? 研究に最適なTobii製品の選び方
ウェアラブルとスクリーンベースアイトラッカーの違いや適した研究用途を解説。研究環境や目的に応じたTobii製品の選び方をご紹介します。
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現在、研究者が選択できるアイトラッキングの手法は、これまで以上に広がっています。場所を問わず多くの参加者から視線データを収集したい研究もあれば、統制された研究室環境や、高いサンプリングレート、高度な眼球運動指標を必要とする研究もあります。
そのためTobiiでは、Webカメラ アイトラッキングとスクリーンベースアイトラッカーの両方を提供しています。それぞれに適した研究があり、研究目的、研究設計、参加者、必要なデータに応じて選択することが重要です。
Webカメラ アイトラッキングは、一般的なWebカメラを使用して視線データを収集するソフトウェアベースの手法です。専用のアイトラッキング機器を使用することなく、体系的な研究設計、統制されたデータ収集、分析といったアイトラッキング研究の基本的なプロセスを維持できます。
TobiiのWebカメラ アイトラッキングは、Tobii Pro ラボと連携しています。遠隔での調査はもちろん、より統制されたローカル環境での研究においても、研究設計からデータ収集、分析まで、一連の流れで進めることができます。
アイトラッキングを利用できる研究環境を広げたい場合や、より幅広い参加者を対象に研究したい場合、また専用のアイトラッキング機器を必要としない研究に視線データを取り入れたい場合に適した選択肢です。
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Webカメラ アイトラッキングは、特に大規模なデータ収集、利用のしやすさ、AOI(関心領域)レベルでの注意分析を重視する研究に適しています。
地域や属性の異なる幅広い参加者を対象とした研究
専用機器の準備や管理にかかる負担を抑えたい研究
参加者が普段使用しているPCやWebカメラを活用したデータ収集
より日常に近い環境における画面上の行動研究
比較的大きなAOI(関心領域)に対する注意の分析
視線データとクリック、タスク、アンケートなど、他の行動指標を組み合わせた研究
そのため、UX、教育、社会的注意、基礎的な認知・行動研究、ヒューマンファクター、デジタルコンテンツ評価など、幅広い研究分野で活用できます。
Webカメラ アイトラッキングは、単に専用アイトラッカーの「入門版」として位置づけられるものではありません。研究対象の広がりや柔軟性、行動理解を重視する研究に適した、実用的なアイトラッキング手法です。
研究内容によっては、より高いレベルの実験統制や詳細な計測が求められます。
スクリーンベースアイトラッカーは、専用のセンサーと照明を使用することで、より高い空間精度とサンプリングレートで視線データを取得できます。
対象範囲が狭い
空間分解能の向上
サンプリングレートの向上
瞳孔測定
サッカード、マイクロサッカード、または滑らかな追従運動
高度な眼球運動指標
厳密に制御された実験条件
どのアイトラッキング手法が適しているかは、研究で必要となる計測の詳細度、精度、実験統制のレベルによって異なります。大規模な注意研究から、高度に統制された実験研究まで、それぞれの研究目的に適した手法を選択することが重要です。
Tobii Pro スパークは、アイトラッキング研究の敷居を低くしたエントリーモデルです。60 Hzで高品質な注視データを取得でき、より多くの研究者、教育関係者、UXチームが信頼性の高いアイトラッキングを手軽に利用できるよう設計されています。
コンパクトでセットアップも簡単なため、教室、研究室など、さまざまな場所へ移動して使用できます。年齢や人種、視力補正レンズの使用など、参加者の違いにも幅広く対応し、自然な頭部の動きや異なる照明条件下でも安定した計測を実現します。
UX評価、ユーザビリティ研究
アカデミック研究、教育
注視を用いた研究
学生実習やトレーニング
基礎的な認知・行動研究
シンプルでポータブルなスクリーンベース型アイトラッカーを必要とする研究
Tobii Pro スパークは、複雑なセットアップを必要とせず、信頼性の高い注意データを取得したい研究に適しています。
Tobii Pro フュージョンは、より柔軟な研究設計、高いサンプリングレート、幅広い研究用途を求める研究者向けのミドルレンジのスクリーンベース型アイトラッカーです。
最大250 Hzで視線データを取得でき、研究室内外で注視やサッカードを対象とした研究に対応します。
2台のカメラを搭載し、さまざまな参加者や照明条件、自然な頭部の動きにも安定して対応します。スタンドアロンモニターや24インチまでのノートPC画面で使用できるほか、三脚に取り付けることで、実環境の刺激を用いた研究にも活用できます。
より高い時間精度を必要とする行動研究
注視、サッカード、スムーズパシュートを対象とした研究
多様な参加者を対象とした研究
研究室と実環境の両方で行う研究
瞳孔径や開眼度のデータを取得する研究
EEG、ECG、GSRなどの外部計測機器とアイトラッキングを組み合わせた研究
Tobii Pro フュージョンは、さまざまな研究環境において、より高いサンプリングレートを必要とする研究に適しています。
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Tobii Pro スペクトラムは、Tobiiのスクリーンベース型アイトラッカーの中で最も高性能なモデルです。
最大1,200 Hzの複数のサンプリングレートに対応し、高速な眼球運動、瞳孔反応、わずかな生理的変化を詳細に計測する必要がある研究に適しています。
注視を対象とした研究からマイクロサッカード解析まで、幅広い高度な研究に対応します。注視、サッカード、マイクロサッカード、トレモア、瞳孔径、開眼度などを分析でき、自然な頭部の動きがある状態でも高い計測性能を維持します。また、画面上の刺激だけでなく、実環境の刺激を用いた研究にも利用できます。
マルチモーダル研究では、外部機器との高精度な同期にも対応しています。8-bit TTL入力ポートによるハードウェア同期を使用することで、マイクロ秒単位のタイミング精度で同期できます。
心理学、神経科学
視覚科学
読み・言語研究
発達心理学
マイクロサッカード、トレモア研究
瞳孔動態、開眼度の研究
高精度計測やマルチモーダル計測を必要とする実験研究
Tobii Pro スペクトラムは、最高レベルの計測精度、時間精度、実験統制が求められる研究に適しています。
最適なアイトラッキングソリューションは、研究で明らかにしたいことによって異なります。
より多くの参加者を対象に注意を分析したい、場所を問わず参加者を募りたい、専用機器の準備にかかる負担を抑えながらAOIレベルで注意を分析したい場合には、Webカメラ アイトラッキングが適しています。
注視を対象とした研究、教育、ユーザビリティ研究には、Tobii Pro スパークが、手軽かつポータブルに高品質な視線データを取得できる選択肢となります。
より高いサンプリングレートや柔軟性が必要な研究、研究室と実環境の両方でデータを収集する研究には、Tobii Pro ヒュージョンが適しています。
高速な眼球運動、瞳孔動態、開眼度の計測や、他の生理指標との同期が必要な研究には、Tobii Pro スペクトラムが高度な科学研究に求められる精度と性能を提供します。
Webカメラ アイトラッキングは、専用のアイトラッキング機器を必要とせず、より多くの参加者を対象に柔軟な注意研究を実施できます。
一方、スクリーンベースアイトラッカーは、より詳細な計測や高い実験統制が必要な研究に適しています。
重要なのは、研究で明らかにしたいことに合わせて、適切な手法を選択することです。
Webカメラ アイトラッキングによる幅広い参加者へのアプローチから、専用アイトラッカーによる高精度な計測まで、Tobiiは大規模な行動研究から高度な科学研究まで、さまざまな研究ニーズに対応するアイトラッキング環境を提供しています。
アイトラッキングを活用することで、研究やビジネスにおいて人が何に注目しているのかを明らかにできます。
研究内容に適したアイトラッキングについて、お気軽にお問い合わせください。